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韓国経済の現状とは?2022年最新の現状について解説

2022年、韓国経済の現状は厳しい局面にあります。

その理由は、「ウォン安によるデフォルト危機」と「家計債務の増加によるデフォルト危機」の二重苦に陥っているためです。

当記事では、2022年最新の韓国経済の現状について解説します。

目次

【2022年最新】韓国経済の苦しい2つの現状

2022年、韓国経済は、以下の2つのことで苦しい現状にあります。

  • ウォン安
  • 家計債務の増加

なぜ、上記2つが韓国経済を苦しい状況にしているのでしょうか?

1つずつ解説をしていきます。

韓国経済をデフォルト危機に追い込むウォン安の現状

韓国経済の現状を苦しくしている1つ目の原因は、ウォン安です。

米国が利上げをしたことにより韓国経済でウォン安が進んでいる現状

2022年、米連邦準備制度理事会(以下、FRB)が利上げを行い、2022年6月~7月にはバランスシートの縮小が行われると予想されています。

米国金利が引き上げられたことにより、海外投資家が韓国経済から投資資金が流出することを懸念し、サムスンを含む韓国企業株の売りが増加しました。

そのため、韓国から海外通貨が流出し、ウォン安が進んでいます。

韓国経済は外貨建の国債の保有が多い現状

韓国経済の現状を苦しくさせるウォン安は、デフォルトを引き起こす要因と言われています。

なぜなら、韓国は外貨建の国債の保有率が高く、支払いを外貨で行う必要があるためです。

韓国と日本は、借金の金額こそ似ているものの、日本は円建て国債がメイン、韓国は外貨建て国債がメインとなっています。

外貨建の国債が多いということは、それだけウォン以外の通貨で償還する能力を保有していなければならず、為替の影響を受けやすいとも言えます。

韓国経済でウォン安が今後も進めばデフォルトの危機になる現状

もし、今後もウォン安が進めば、保有している国債の償還ができなくなり、デフォルトになる危険性もあります。

韓国は、過去にも実質的なデフォルトになっており、韓国政府も対策を行ってきました。

例えば、1990年代にデフォルトを起こしてからは、外貨の保有率を増やし、世界でもトップ10に入るほどの資金量をもっている現状です。

韓国銀行は韓国経済のウォン安対策として利上げを実施している現状

2021年から進むウォン安に対して、韓国銀行は利上げを行いました。

利上げを行ったことにより、韓国経済に外貨が流入し、ウォン安を止めようという狙いがあったと推測されます。

利上げは韓国経済のもう一つの問題に影響する

しかし、利上げは韓国経済のもう一つの問題である「家計債務」に影響してきます。

韓国経済の現状を苦しくする家計債務の増加について、次に解説をします。

韓国経済が破綻する家計債務の増加の現状

韓国では、2021年より家計債務が他の先進国と比較して、増加率が高くなっています。

その背景には「インフレ」と「都市部への人口集中」があります。

韓国経済では家計負債が増加している現状

上記したとおり、韓国経済では個人の借金が増加傾向にあります。

2021年には、対GDP比100%を超え、GDP以上の債務を個人が抱えている現状となっています。

韓国経済の「家計負債の増加」の背景にはインフレがある現状

個人の家計負債が増加している背景には、物価上昇が挙げられます。

物流が上手く機能しないことで、モノの価値があがり、石油などの生活必需品にも影響が出てきています。

一番大きな影響を与えているのが、不動産価格です。

加えて、韓国ではソウルなどの都市部への人口集中が進み、都市部の不動産価格がバブル状態になっています。

不動産価格が高騰しても借金して購入する若者層

ただ、不動産価格が高騰していても借入をして住宅を購入する若者がおり、家計負債の増加の一因となっています。

これ以上、不動産価格が上昇すれば、さらに債務額が大きくなり、韓国経済に大きな影響を与えます。

仮想通貨などの投資にも借入をする

また、韓国では仮想通貨などの投資商品を借入をして購入する人も増加しています。

2021年は、不動産に対する借入と、投資に対する借入の増加が影響して、家計債務が多くなったと予想されています。

韓国経済のウォン安対策に利上げを行うと家計破綻が出てくる現状

その状況下の中で、韓国銀行はウォン安に歯止めをかけるために、利上げを行いました。

しかし、家計債務は増加しているため、利上げによる個人への負担は大きくなります。

もし、個人への負担が大きくなり、個人の破綻が続出すれば、金融機関の経営にも影響を与えます。

家計が破綻すれば企業にも影響が出てくる

つまり、家計が破綻すれば韓国企業にも影響が出てくるということです。

もし、金融機関が破綻ということになれば、連鎖倒産なども考えられます。

企業の経営が悪くなれば韓国経済にも大きな打撃

さらに、韓国企業の経営が悪くなれば、韓国経済全体にも影響がでます。

韓国経済の現状は、「ウォン安」と「家計負債の増加」に板挟みになっていると言えます。

どちらかを対策しようと思うと、もう片方がデフォルトを招く、といったのが韓国経済の現状です。

韓国経済の現状から見る今後の見通し

では、韓国経済の現状から今後どのようになるのかを解説していきます。

韓国経済がデフォルトになる可能性は少ない現状

ウォン安、家計債務の増加などデフォルトの危機に直面している韓国経済ですが、今すぐデフォルトになることは少ないでしょう。

過去にデフォルトを起こした韓国は、外貨保有率を高めており、ウォン安が進んでも償還できる準備は行ってきています。

以前のデフォルトが「ウォン安」によって起きたため、「ウォン安=デフォルト」という構造が一部のメディアでは出来上がっています。

そのため、少しウォン安が進むと、「デフォルトか?」というニュースが流れるのが現状です。

利上げによってウォン安は歯止めがかかる

実際、韓国銀行が行った利上げによってウォン安に歯止めがかかりました。

一時対米ドルに対して1200ウォンを超えていましたが、2022年には1,100ウォン台に落ち着いています。

韓国銀国の利上げ効果がしっかり出ていることからも、今後デフォルトが起こる可能性は低いと見てよいでしょう。

インフレ傾向により家計負担は増える

一方で、韓国経済の先行きは思わしくないのが現状です。

特に、個人に対して物価上昇と利上げのダブルパンチによる影響は大きくなります。

万が一、破綻者が急増するようであれば、韓国政府は対策をうつ必要があります。

韓国経済の現状が苦しいというのは、今後も変わらないと予想します。

韓国経済は政府の舵取りによって運命が決まる現状

韓国経済の現状は、ウォン安と家計債務の増加によって苦しい局面にあります。

韓国銀行が利上げを行ったことにより、一時的にウォン安が食い止められていますが、もし今後ウォン安が進むなら、韓国政府の舵取りによって大きく結果は変わってくるでしょう。

今後の韓国経済の現状に要注意です。

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